持ち運べるライブラリ
別のドライブ上に保たれる、ライブラリ全体のクローンです。写真・カタログ・プレビューが隣り合って置かれ、そのドライブを別のコンピューターに接続すれば、すべての写真がそろった状態で開きます。
復元するバックアップではなく、開けるライブラリ
バックアップは、何かが起きたあとにファイルを返してくれるものです。こちらが返すのはライブラリそのものです。同じグリッド、同じ評価、同じアルバムが、ホテルの部屋のノート PC でも、国の反対側にあるマシンでも開きます。FastLoupe はこれを持ち出し用ライブラリと呼びます。ドライブは ライブラリ ▾ → 設定… → 持ち出し用フォルダー で選び、進み具合は ライブラリ ▾ → ライブラリの状態… で確認します。
ドライブが接続されていて、キーボードから2分ほど離れていれば、更新は自動的に始まります。接続されていないドライブは「何もすることがない」という穏やかな状態であって、エラーではありません。持ち歩くドライブは大半の時間を引き出しの中で過ごすものですし、この機能にはダイアログが1つもありません。
ドライブに何が置かれるか
選んだフォルダーが、そのままライブラリのルートになります。ルート以下での写真の位置の前に、余計な階層が差し込まれることはありません。そのため、すでに写真をそのままコピーしてあるドライブは、二重化ではなくそのまま引き継がれます。
L:\Pictures\2024\… 写真。自宅と同じ位置に置かれます L:\Pictures\2024\a.arw.xmp サイドカーは写真と一緒に移動します L:\Pictures\zappic.db カタログ。置かれているドライブに紐づきます L:\Pictures\cache\thumbs\ プレビュー。アプリが元から探す場所です L:\Pictures\Open FastLoupe library.cmd Windows 用ランチャー L:\Pictures\Open FastLoupe library.command macOS 用ランチャー
最上位のいくつかの名前はクローンのものです。cache、faces、zappic.db、作業用フォルダー、そして2つのランチャーです。ライブラリのルートにすでに同じ名前があるときは、1バイトも動かす前に、その名前を挙げてコピーを断ります。あなたのフォルダーとクローンのものを混ぜてしまわないためです。
ダブルクリックで開きます。どちらのコンピューターでも
どちらのマシンで実行したかにかかわらず、毎回のパスが両方のランチャーを書き出します。Windows と Mac のあいだを行き来するドライブこそがこの機能の要点であり、書き出した側のランチャーしか持たないクローンでは、想定したコンピューターの半分でしか開けないからです。
どちらもダブルクリックする前に読める、ただのテキストです。そのファイルが何かを説明するコメントと、コマンドが1行あるだけ。何もダウンロードしませんし、隠していることもありません。また、どちらもドライブの場所を記録しません。ディスク上での自分自身の位置からライブラリの場所を割り出すため、Windows がどのドライブレターを割り当てても、macOS がどこにマウントしても、クローンはそのまま動きます。
macOS 版は Mac App Store で提供中です。Mac 用ランチャーは毎回のパスで書き出されるため、今日作ったドライブは Windows でも Mac でもそのまま開けます。クローンは Windows 間のコピーとしても引き続き十分に役立ちます。
差分更新と、信頼できる残り時間
最初のパスはすべてをコピーします。それ以降は変更されたものだけを、サイズと更新日時で比べてコピーします。robocopy や rsync が使うのと同じ判定です。何も変わっていないことを確かめるためだけに毎回0.5 TB を読み直すのは、バックグラウンド処理ではなくディスクを酷使する作業であり、1週間で切られてしまいます。この選択の正直な代償は、別のプログラムが同じ2秒のあいだにまったく同じバイト数で書き換えたファイルには気づけない、という点です。
実行中、カードには実際に進んでいる段階が表示されます。変更点を確認中、写真と動画をコピー中、プレビューをコピー中、仕上げ中。バーはファイル数ではなくバイト数から描かれます。2 KB のサイドカーから 60 MB の raw まで混ざった集合では、ファイル数のバーは這ったあとに跳ぶからです。残り時間の見積もりは、測定した速度が落ち着いてから初めて表示され、ドライブが停滞すると引っ込みます。揺れる見積もりは、見積もりがないより悪いものです。
ドライブが停滞してもパスは終わりません
USB 経由で何時間も書き込み続ければ、いずれ一時的な障害に出会います。そのように失敗したファイルはその場で再試行します。3回まで、1秒、5秒、15秒と待ちながらです。表示もそのことを伝えます。動かないバーの横に正確な数値を出すだけでは、この仕組みが乗り越えようとしている「フリーズ」と区別がつかないからです。権限、空き容量不足、コピー元の消失といった本当の理由で失敗したファイルは、待たずにその場で記録します。
いずれの場合もパスは続き、クローンはきちんと公開されます。コピーできなかったファイルは数えて一覧に残し、次のパスが自動的に再試行します。押すべきボタンはありません。パスを止めるのは、同期先が本当になくなってしまった場合だけです。
そのドライブから何かが削除されることはありません
余分なファイルも、フォルダーも、ライブラリからなくなった写真も削除しません。同期先にあってライブラリの一部ではないファイルは数えられ、最大50件までは名前が示され、そのままの場所に残されます。
クローンは2つ目のコピーとして存在します。状態をそろえるために削除するミラーは、ルートを1つ取り違えただけで、唯一のコピーを消してしまいます。その代わりドライブには物が溜まっていきます。ライブラリから外した写真は、ご自身で消すまでそこに残ります。それでもこの向きが正しい選択です。
ドライブは exFAT でフォーマットしてください
exFAT は、Windows と macOS の両方が書き込める唯一の形式です。ドライブが NTFS でも Windows 用のドライブとしては何の問題もありませんが、Mac では読み取りしかできないため、ライブラリはそちらでは閲覧専用で開きます。読み取る機能はすべて動きます。グリッド、ルーペ、検索、フィルター、比較、スライドショー、セカンドスクリーン、地図、重複です。書き込む機能はすべて無効になります。
FastLoupe はこのことを、最初に拒否されたキー操作のときではなく、ライブラリを開いた瞬間からウィンドウ上部の帯で伝えます。帯はセッション中ずっと残ります。1時間後に、保存されなかった評価から気づく — それこそがこの帯が防ごうとしている失敗です。
同期先を選ぶ画面では、選んだボリュームが macOS で読み取り専用としてマウントされる種類のものであれば、その旨もお伝えし、フォーマットの手順もご案内します。手順は、消去の警告と作り直しにかかる正直な代償から始まります。フォーマットとは、すべてをもう一度コピーすることだからです。これは助言であって、禁止ではありません。
できないこと
意図して対象外にしていること
- 双方向ではありません。クローン側で付けた評価や編集が、元のライブラリに戻ることはありません
- オフサイトバックアップのアドオンとは別物です。あちらは借りたクラウドストレージへ写真を1枚ずつ送るもので、こちらは手元のドライブへ開けるライブラリを丸ごと書き出すものです
- 内容の照合はしません。比べるのはサイズと更新日時です
- 写真が2つの異なるボリュームにまたがるライブラリはミラーできません。半分だけコピーするのではなく、その旨をはっきり伝えます
アプリを開かずに最新に保つ
つなぎっぱなしのドライブは、スケジュール済みタスクで更新できます。1回のパスを実行して終了します。ウィンドウは開かず、スケジューラーが判断に使える終了コードを返します。
FastLoupe --ready-sync L:\Pictures
自分のライブラリで FastLoupe を試す
Windows は30日間無料体験。Mac は無料でダウンロードし、閲覧とレーティングを無料で継続できます。ファイルを変更するツールは任意の30日間体験で試せます。FastLoupe アカウントは不要ですが、ストアのアカウント・購入条件が適用されます。
Windows 版を30日間無料で試す Mac 版を無料でダウンロード世界各地での発売記念オファーは2026年10月11日までです。フィンランドの参考価格:Windows版アプリまたはMac版の永久アンロックは€14.99、10月12日から€24.99です。プラットフォームごとにライセンスが必要です。Azureバックアップとストレージは別料金です。各Storeの現地価格と提供状況が適用されます。